日々の暮らしに妥協することなく向き合って選ばれる日用品たち。
誰しもが、無意識のうちに"これでいいや"と選んでしまっているモノや、
"わからないから"と、選ぶことをやめてしまっていることがあるはず。
それはきっと、モノを選ぶ基準がなかったり、本質的に選ぶタイミングがなかったからかもしれません。

インテリアは日々の暮らしに密接に関わることなのに、実は人生の中で本気で選ぶ機会が、そんなに多くないものでもあります。
それは、一度買えば長く使い続けるからこそです。
選ぶ機会が少ないから、どこか遠い存在で、難しく感じてしまいがちです。

どのように日々の暮らしを楽しむのか。
そのためにどのようなモノを選ぶのか。
少しでもモノ選びを身近に感じて、楽しんで頂きたい。
そして、日々の暮らしを豊かにして頂きたい。
そんな想いをお伝えしたくて、今回のPOPUPが実現しました。

cotoha は、もともと「古と葉」という形で古道具などの生活用品も共に提案をされていた店舗です。
その暮らしに密着した目線から、植物と暮らしを常に考え、提案をしてきました。

インテリアを考える際、無意識のうちに選ぶ順番が決められているような気がします。
まずは、家を、その後に家に合った家具を、そして植物を、、
でも植物は生き物です。日当たりや、風通しなど共に暮らしていく上で、植物の環境は無視できません。

家具も同じです。毎日使うものだからこそ、気に入ったデザインを選びたい。でも使いたい家具はサイズが入らない。
インテリア空間は、すべての要素が密接に関係しているからこそ、本来は選ぶ順番に決まりはなく、
総合的にすべて同時に考えていく方が、結果的に満足のいく住空間になると考えています。

植物をから暮らしを考える。家具から暮らしを考える。
そんな目線もあっていいのではないか。そんな思いに共感し、今回のPOPUPが実現しました。

ただ、植物をご紹介するのではなく、植物を生き物として向き合い、考え、 共に過ごしていく、暮らしのご提案を致します。

「樹脂」という素材は、これまでその無機質さからどちらかと言えばチープな印象があり、
どちらかと言えば妥協して選ぶことが多かったり、どこか避けてしまうことが多い素材でした。

でも、ある日出会った ARAS は違いました。
新しく開発された素材は、樹脂の持つ美しさを引き出し、永く使える、使いたくなる食器でした。
それは決して妥協ではなく、心からこれを使いたい。と思わせてくれる出会いでした。

約2年間の開発期間の中で、「樹脂」という素材に向き合いながら、何度も工場と試作を重ねてできたARASは、
まるで工芸品のような自然な風合いを感じられる食器でした。
その自然な表情は、「樹脂」の素材感を最大限に活かし、新たな価値観を生んでいます。

「食」とは、暮らしの中で最低限必要なことであり、また至福のひとときでもあります。
気楽に構えずに日常づかいができる食器は、
慌ただしい日々の中でも、食べることをより楽しく演出し、暮らしを豊かにする手助けをしてくれます。